状況判断を鍛える!目的と使命の分析が鍵を握る

講師:鈴与株式会 社危機管理室室長 後藤大輔氏

危機発生時における状況判断は、迅速かつ正確であることが求められ、その判断の結果によって形勢が大きく変化する。しかし、特に初期段階においては、状況判断に十分な情報は入手しにくく、あいまいな情報も数多く入ってくるため、状況判断は極めて困難であることが想定される。切迫した状況下で情報も少ないなか、どのように状況判断をすればいいのか。本セミナーでは、元海上自衛隊幹部で現在、鈴与株式会社の危機管理室長を務める後藤大輔氏を講師に招き、危機対応における状況判断の考え方について学んだ。

状況判断とは何かを考える前に、私が自衛隊生活の中で、2011年の東日本大震災などを通じて経験したことをお話ししたいと思います。3.11が発生し、私たちはすぐに出港準備を整えました。当時、私は海上自衛隊の呉基地(広島県)で護衛艦3隻をまとめる隊司令として勤務していましたが、東北で地震が発生して津波が来ているという事をNHKのニュースで知り、直後に報告がありました。情報としてはニュース以上の内容はありませんでしたが、すぐに災害派遣に備えて出港準備を下令。出港態勢が完了したところで上官に報告したところ「全艦、準備でき次第出港せよ」との命令が下りました。

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