ドライブレコーダー内のセンサーが急ブレーキなどの危険運転を検知し、危険運転時の映像を管理者へメールで通知する。管理者は見る必要のある危険運転のみ確認できる(画像提供:日本ユニシス)

日本ユニシスは1日、社用車ドライバーの安全運転意識の向上と事故削減を目的としたドライブレコーダー「無事故プログラムDR」の出荷台数が、累計700社・3万台を突破したと発表した。通信型の車載器とクラウドを連携した管理者向けのサービスで、2009年に提供を開始している。車載器購入などの初期投資は不要。契約はすべてレンタルで、1台あたり月額2980円で利用できる。

通信機能のないドライブレコーダーで映像を確認する場合は、内蔵されたSDカードを取り出す必要があるので、毎日運行する社用車の場合、運行映像を見直すには手間がかかっていた。ドライブレコーダー内のセンサーが急ブレーキなどの危険運転を検知、携帯電話の通信回線を経由して危険運転時の映像を管理者へメールで通知するので、管理者は見る必要のある危険運転のみを簡単に確認できる。

同社担当者は「ドライブレコーダーを導入したが思ったように成果が出ず、相談されるケースが増えている。コスト削減のためには安全運転の意識付けが重要であり、事故寸前の危険運転を見える化する必要がある。是非”無事故プログラムDR”を試して欲しい」と話す。

 


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