
デジタル変革時代に求められる災害対策のあり方 平時からのレジリエンス向上と迅速な事業継続に向けて



2022年2月25日(金) 14:00~15:00 配信
近年、自然災害が激甚化する中で、企業や組織の災害対策においては様々な課題が見えてきました。その中でも、特に災害発生時における被害状況の把握や、自社組織内に限らずサプライヤーなどの関係各社等との迅速な情報共有などが大きな課題となっています。本セミナーでは、DX時代に求められる災害対策のあり方とデジタル情報活用の核心に迫ります。
日本では、いつ、どこで大きな地震が発生しても不思議ではありません。また台風や豪雨による水害は、頻度が増すとともにその被害も甚大化しており、自然災害に対する企業の備えは待ったなしです。
自然災害に見舞われた際に重要なことは、自社の状況はもちろん、インフラ・ライフラインの被害状況を踏まえ、的確な初動対応を進め、その後の円滑な事業継続に結びつけることです。
自然災害に対する平時からの準備の大切さをお話しいたします。

本田 茂樹氏
- ミネルヴァベリタス株式会社 顧問
- 信州大学 特任教授
現在の三井住友海上火災保険株式会社に入社、その後、出向先であるMS&ADインターリスク総研株式会社での勤務を経て、現職。企業や組織を対象として、リスクマネジメントおよび危機管理に関するコンサルティング、執筆活動を続ける一方で、全国での講演活動も行っている。これまで、早稲田大学、東京医科歯科大学大学院などで教鞭をとるとともに、日本経済団体連合会・社会基盤強化委員会企画部会委員を務めてきた。
~平常時からのDXで災害にもシームレスに対応~
当社は、官公庁や自治体の防災業務をご支援してきた長年の経験を活かし、昨年10月、民間企業にもご利用いただける「デジタルレジリエンスサービス」をリリースしました。近年激甚化する自然災害への安全対策において、自治体の危機管理部門による災害対策業務や民間企業のリスクマネジメントご担当部門が従事される従業員の方の安全確保と業務継続をご支援いたします。
このサービスでは、気象情報やSNS情報から災害関連のデータを収集し、様々なデータを組み合わせて、今どこで何が起きているかをリアルタイムにデジタル地図上で再現、さらに拠点ごとの被害や対応状況の迅速な共有を可能にします。これにより、二次被害の防止や復旧、業務継続などの災害対応業務のご支援にとどまらず、データ活用により平常時から気象の影響を受ける業務における安全確保や効率化にも貢献します。
本講演では、この新しいサービスをご紹介し、実際の画面操作をご覧いただきます。
★富士通「デジタルレジリエンスサービス」の詳細はこちらから

吉田 千穂氏
- 富士通株式会社
- 防災システム事業部 マネージャー
富士通株式会社にて防災システムの企画・拡販に従事し、自治体向け総合防災情報システム、災害情報共有システムなどの担当を歴任。国立研究開発法人防災科学技術研究所主催「データ利活用協議会」IoT技術活用分科会メンバー。
- 開催日時
- 2022年2月25日(金) 14:00~15:00(事前配信開始:13:45)
- 会場
- オンライン(On24使用)
本オンラインセミナー(ウェブキャスト)のシステムはON24 Inc.によって運営されています。閲覧にご使用になるコンピュータが技術要件を満たしているかはこちらをご確認ください。
- 定員
- 500人
- 参加費
- 無料
- 対象
- 防災·危機管理·BCP·リスクマネジメント担当者
- 主催
- 富士通株式会社
- 共催
- リスク対策.com/株式会社新建新聞社