「つながる」ことは「備える」こと
-
カッパ汁届けに「富岡救援隊」を結成
第一原発の水素爆発。それでも炊き出しへ 私たちは日頃からの備えとして、地域イベントで炊き出し訓練を繰り返していました。地域で採れた野菜を大きな釜で煮込み、それを「カッパ市」で振る舞っていました。その野菜の煮込みを「カッパ汁」と名付け、私たちの炊き出しの定番となっていました。
2017/05/26
-
有事の際に助け合う仲間との広域共助
東日本大震災発災時、関東地方にある私たちの杉戸町も揺れました。地面は生き物のように波打ち、これは本当に現実なのかと見紛う(みまがう)ほどの光景であったことは皆さんの記憶にもある通りです。幸い、杉戸町周辺では大きな被害はなく、住民は一応に胸をなでおろしましたが、テレビから流れる津波が街を、車を、飲み込んでいく姿には胸が引き裂かれる思いでした。
2017/05/11
-
杉戸町の人々の第二の故郷だった富岡町
こうして2013年度の国土交通省補助事業「広域的地域間共助推進事業」がスタートしました。そして同事業の中では、あの日から現在まで何が起こっていたか整理する作業も行われました。普段のプレゼンテーション中では時間が無く、説明できなかったものなので、今回は背景からその後までじっくりと説明させて頂きます。
2017/04/20
-
「誰にとっても心地よい社会」を目指して
「こんな町で、大規模な訓練が行われているとは思わなかったですよ」私たちの活動を取材してくれた直木賞作家の天童荒太さんから出た素直な感想でした。SANKEI EXPRESSに連載されていた天童荒太さんの「だから人間は滅びない」その最終回(2014.11.29号)で、私たちの杉戸式協働型災害訓練を取り上げてくださいました。その取材の中で天童さんが発した言葉でした。まあ、確かに言われてみれば…です。
2017/04/06