2023/12/18
Books
12月21日からECサイト「BASE(ベイス)」より発売。
※2023年12月25日から順次発送いたします(12月29日~2024年1月9日は年末年始休業となります)。
※リスク対策.PRO会員はPDF版を無料ダウンロードできます。PRO会員専用ページの「月刊BCPリーダーズ」の閲覧コーナーからお入りください(「自治体の業務継続ランキング」は公開しておりません)。
【目次】
巻頭言
動き出した黒い象
大変なことになるとわかっているのに、誰も対処しようとしない、対処することができない脅威を「ブラック・エレファント(黒い象)」と呼ぶ。2023年に動き出した「黒い象」とは――。
key word
キーワード2023
2023年に世界を取り巻いた脅威を10のキーワードで振り返るとともに、2024年に求められる対策を考える。
地球沸騰化/脆弱性/脱コロナインパクト/放置される不正/人権/リスクの波及/生成AI/泥沼化/ローンオフェンダー/2025年問題
2023年危機管理・重大ニュースを振り返る
Interview
識者が見る危機の時代
地球沸騰化、気候変動、人口減少・高齢化――。いまのこの危機の時代を、防災、環境、社会の専門家はどう見ているのか。4人の学識者にインタビュー。
PART1 表面化した「地球沸騰化」と「脆弱性」
防災DXの真の意味が問われる
京都大学名誉教授/防災科学技術研究所前理事長 林春男氏
PART2 気候変動時代のリスクアプローチ
ESGとBCPを融合 デジタルツールを駆使
横浜国立大学名誉教授 佐土原聡氏
PART3 関東大震災100年の都市の安全
人口減少加速のなか消防力をどう維持するか
東京大学先端科学技術研究センター教授 廣井悠氏
PART4 超高齢化と大災害の時代が同時に到来
避難を妨げる3つのクセを払しょくせよ
兵庫県立大学教授 木村玲欧氏
Service
危機管理に役立つ製品・サービス
さまざまな角度から危機管理を支援する製品・サービスを紹介。
Safety tips(アールシーソリューション株式会社)/スカイベリーproゲートウェイ(a2network株式会社)/SAFEYグローバル危機管理ソリューション(兼松コミュニケーションズ株式会社)/マイ・タイムラインアプリ「防災サポート」(国際航業株式会社)/ひなん所用コットHB11 ベビーにこっと(コンビウィズ株式会社)/防災用携帯型浄水ボトルNaTiO Squeeze(トクラス株式会社)/次世代モビリティの社会実装を産官学で推進(一般財団法人 総合研究奨励会 日本無人機運行管理コンソーシアム(JUTM))/IoT地震観測サービス(白山工業株式会社)/安否確認・連絡網の決定版「オクレンジャー」(株式会社パスカル)/地震時の設備・建物への被害を最小限に!(メインマーク株式会社)/個人で扱えるプロ仕様コーティングシート(余合ホーム&モビリティ株式会社)
Good Practice
自治体・企業の防災DX
激甚化する気象、いつ起きてもおかしくない大規模地震。一方で社会は人口減少と高齢化が進み、防災力は弱体化している。この難局を乗り越えるには災害対応の効率化が不可欠。防災DXに取り組む自治体と企業の事例を紹介。
CASE1 情報の即時共有で劇的に変わる初動対応
災害対策本部から紙の図面と付箋が消える
長野県上田市
CASE2 中小企業と協力し低コストのシステム開発
情報発信、備蓄・支援物資の管理を効率化
宮城県多賀城市
CASE3 ITシステムで迅速かつ的確に被害状況を把握
Teamsで膨大な災害情報を簡単に共有
パナソニック
CASE4 DXによる管理負担軽減とナレッジ共有
国内約480拠点で豪雨災害リスクを確認
リコー
解説
防災DXをめぐる動き
自治体の業務継続ランキング
総務省消防庁がとりまとめた2022年6月1日時点の地方公共団体における「災害発生時の業務継続計画策定状況」と「災害発生時の応援職員受入れに関する規定(受援計画)の策定状況」に独自の配点を加え、総合点数を算出。
※PDF版ではランキング詳細は公開しておりません
発行 株式会社 新建新聞社
A4判100ページ(本文96ページ)、カラー(一部2色)
価格 書籍版 4,400円(税込み)
リスク対策.PRO会員は、PRO会員専用ページからPDF版をダウンロードできます(「自治体の業務継続ランキング」は公開しておりません)。
Booksの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/10/05
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/01
-
-
-
ERMにおける実行性の強化
企業は、リスクに対する組織の適切な行動を管理するためにオペレーショナルリスクとコンダクトリスクといったリスクカテゴリーを設定し管理を実施していることが多い。オペレーショナルリスク管理は、過去の操業上の失敗事例を分析して同種の事例の再発を予防するための管理である。換言すれば、過去・現在の状況を踏まえ、それを将来に延長して対応するフォワードルッキングなアプローチの一種といえる。他方、コンダクトリスク管理は、将来の環境が必ずしも過去と同様ではないことも踏まえ、組織行動の特徴を理解した上で、組織行動を律する根底の部分(組織文化と表現することもある)を意識して、不測の事態を招かないための制御を行う活動といえる。
2024/09/25
-
-
海外工場の労働環境を把握 課題を明らかに
「ミキハウス」のブランドでベビー服や子供服、靴、玩具などの販売を世界中に展開する三起商行が、委託先のミャンマー工場の人権侵害を指摘されたのは2016年11月だった。同社は第三者機関を設立して調査。結果をもとに工場に改善を依頼し、実行された。その後、各種方針や規範を策定し、2019年には人権デュー・デリジェンスの取り組みを開始。責任あるサプライチェーンの構築に力を注いでいる。
2024/09/25
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方