2023/06/19
防災・危機管理ニュース
北海道八雲町の国道で都市間高速バスとトラックが衝突した事故で、道警は19日、死亡が確認された5人の氏名を公表した。いずれも北海道在住で、道警は現場の状況などから、トラックが対向車線にはみ出してバスと衝突した疑いがあるとみて、過失運転致死傷容疑も視野に調べる方針。
道警によると、亡くなったのはトラック運転手梶谷誠さん(65)=森町港町、バス運転手興膳孝幸さん(64)=札幌市清田区、バスに乗っていた函館市職員若崎友哉さん(33)=函館市旭町、パート従業員高清水忍さん(57)=鹿部町本別、職業不詳高橋裕美さん(55)=札幌市清田区平岡公園東。
梶谷さんは日本ハムのグループ企業「日本クリーンファーム」(青森県おいらせ町)の従業員という。他に事故で病院に搬送された12人のうち、80代女性は首の骨を痛めて入院し、11人は軽傷だった。
事故は18日正午ごろ、八雲町野田生の国道5号で発生。現場は片側1車線の緩やかなカーブで、道警は付近の車のドライブレコーダーなどから、トラックが対向車線にはみ出してバスにぶつかったとみて調べている。
トラックはブタ30頭を運び、日本ハムによると、八雲町内の養豚場から食肉処理場に向かう途中だったという。
バス運行会社「北都交通」(札幌市)によると、バスは札幌発湯の川温泉(函館市)行きの「高速はこだて号」。午前7時50分に札幌駅北ターミナルを出発し、湯の川温泉に午後1時45分に到着する予定だった。
〔写真説明〕高速バスとトラックが衝突した事故現場付近=19日午前、北海道八雲町
〔写真説明〕高速バスとトラックが衝突した事故現場付近=19日午前、北海道八雲町
(ニュース提供元:時事通信社)
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