イタリアの避難所、すぐ届くもの3つってなんでしょうか?この画像もヒントの1つです(画像提供/認定NPO法人「まち・コミュニケーション」代表理事/神戸学院大学非常勤講師(災害復興研究)宮定章氏)

先週の記事はいかがでしたか?

■これが仮設住宅?!普通に住みたくなるレベル!
おしゃれなイタリアの仮設住宅と災害関連死のない避難所(前編)
http://www.risktaisaku.com/articles/-/6213

「希望がもてる」「普通に素敵!」「心地よい暮らしそのものを追求した仮設住宅というのは、本質的な問題なのに今まであまり聞いたことがなかったかも!」などの感想をいただきました。

今週も後編として、認定NPO法人「まち・コミュニケーション」代表理事/神戸学院大学非常勤講師(災害復興研究)の宮定章氏にいただいたお写真とお話を中心に、イタリアの避難所についてのご紹介です。

ところで、イタリアは日本と似ているなと思います。南西にアフリカプレート、北西にユーラシアプレートがあり、プレートの動きで半島が形成されました。国境にマッターホルン、モンブランという名峰があり、同時に火山もあります。

そして地震も多い国です。火山も地震も、温泉もあって魚介類も食べる。ということで、やっぱり日本と似ていますよね。そうか!だから、「テルマエ・ロマエ」の浴場建築技師のルシウスは、他でもない日本の浴場にタイムスリップしたのか!と今回の記事を書きながら、私は妙に納得しています。

そして、イタリアの近年のM6以上の地震の記録をざっと見てみると

2009年4月6日   ラクイラ地震    M6.3
2012年5月20日  イタリア北部地震 M6.1 
2016年8月24日  イタリア中部地震 M6.2
2016年10月26日  イタリア中部地震 M6.6

があります。このうち2016年8月24日のイタリア中部地震は、石造りの歴史的建造物の多いアマトリーチェで大きな被害があったので、報道でご覧になった方が多いかもしれません。

こちらはその余震の映像。



「石の家」に被害集中・・・余震相次ぎ救助も難航(16/08/25) (出典:Youtube)

歴史的建造物についての耐震基準は厳しくなかったということもあるのですが、崩落ともいうべき勢いで一瞬にして崩れてきてしまっています。また、イタリアは財政難も報道されることがあるので、私は、ごめんなさい、記事を書くまで、イタリアの仮設住宅があれほど充実しているとは知りませんでした。

でも、充実しているのは、仮設住宅だけではなかったのです。避難所も充実しているのです。イタリアの災害関連死のない避難所を見てください。

(写真は、避難所でのリアルな写真ではなく、後日のデモンストレーション写真ですのでご了承ください)

では、ここで質問です。イタリアの避難所で、まず、最初に届くもの3つは何でしょう?ひとつ目のヒントは、災害時、最初に困るものです。

答えはトイレです。

以前も書きましたが、被災後4時間以内に困るのは、トイレです。でも、日本では避難所に仮設トイレが到着するのは、平均して4日後。だから備蓄品としての災害用トイレが重要になっていますよね。

■間違っていませんか?災害直後、トイレに水を流すのはNGです!
災害時のトイレ問題 15の最新事情 【前編】
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2236

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