著者別連載一覧
小原 浩之
日本の大手総合商社に34年間籍を置き、営業を一通り経験した後、経営企画・連結経営リスク・BCP・個人情報保護・情報セキュリティおよびサイバーセキュリティに関する制度の立案・推進を長年リードしてきた経験を持つ。2018年5月から、英国を本拠地とする国際的NPOであるISFの日本および極東担当代表に就き、グローバル水準のコミュニティー形成を図っている。また、デジタルで繋がっていく「接続性」の中で、人の繋がりを重視した社会デザイン形成に貢献したいと願い、デジタルリスクに関する規範研究やコンサルティングをしている。
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第2回:哲学問題としてのデジタル技術
企業経営に携わる3人が対話形式で議論を進めるシリーズの第2回目。デジタルなつながりの問題領域全体をおおまかな見取り図で確認した前回に続いて、今回は、デジタル技術とガバナンスの交差を哲学的にほぐしていく試みが、3人で為されます。最近起きているAIの「暴走」事件や、AI役員が多数導入された国内の超有名企業なども話題に上がります。人文系の視点でデジタル経営を考えて、論考を深めていく一助となっています。
2026/09/25
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第1回:エコシステムのデジタルリスクは異次元問題
近年、ハッキングや内部不正といった従来型のサイバーリスクを超え、企業の存在基盤そのものを揺るがしかねない問題が目立ちます。クラウド、AI、SNS、サプライチェーンなどがシームレスにつながる中で、デジタルリスクは企業の境界を越えて伝播し、責任の所在も見えにくくなっています。本連載では、考察を深めるために、「デジタルリスク懇話会」という舞台装置を使って、企業経営に携わる3人の人物が登場し、対話形式によって議論を進めていきます。
2026/07/16
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第62回(最終回):エコシステムに棲む海獣セイレーン
1995年に米国で誕生して以来、企業のサイバーセキュリティを牽引してきたCISO(最高情報セキュリティ責任者)というロールモデルが、転機を迎えています。AIによって加速されている「エコシステム型ビジネス」への移行が、背景にあります。筆者は、ギリシア神話などをヒントにしながら、リスクが個社の内部だけでなく、ビジネスを構成する「関係性」の中へと広がっている状態を示しながら、その課題を考察していきます。
2026/05/18
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第61回:サイバーセキュリティ投資で稼ぐ
企業の8割がサイバーセキュリティ投資効果の説明に苦慮しているといいます。かといって、リスク管理部門が過去の投資を思い起こし、これまで十分投資してきたと考えるのは避けるべき。同様に経営陣の理解のなさを嘆くのも意味がありません。今回は攻めの経営に向けてサイバーセキュリティ投資で稼ぐ力に貢献する方法を検討してみます。
2026/02/25
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第60回:サイバーの火事場で輝くカワタレ星
サイバー攻撃の火事場に舞い降りる「救急隊」は、町火消しの心意気で、まず人々を安心させねばなりません。求められるのは沈着な「鳶口」の手慣れた振り回し。そう、沈着さが救急隊を輝かせてくれます。が、沈着さはその場で得られるはずもありません。どのような準備が必要か、お馴染みスティーブ・ダービンのインタビューから紐解きます。
2025/12/11
