【サンパウロ時事】メキシコ中部ハリスコ州政府は12日、州都グアダラハラ郊外で捜査機関職員を狙ったとみられる爆破テロがあり、警官ら6人が死亡、12人が負傷したと発表した。アルファロ知事は記者会見で、犯罪組織によってわなが仕掛けられたと断定。「テロ行為は許されない」と非難した。
 発表などによると、テロは11日夜、グアダラハラ南方で発生した。肉親の行方不明者を捜す母親でつくる団体に参加している女性に、遺体が埋められているという匿名の電話があり、通報を受けて警官らが現場に車で急行。その際、計7回の爆発が起きた。
 ロイター通信によれば、死亡した6人のうち4人は警官ら捜査機関の関係者。 

(ニュース提供元:時事通信社)