31日午前10時ごろ、定期検査で運転停止中の日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の給水処理建屋内で火災が発生した。原電によると、近くにいた作業員が消火器で消し止め、けが人や放射性物質の漏えいはないという。
 同社によると、放射線管理区域外にある同建屋で、原子炉の冷却水などを生成するタンクをガスバーナーで解体していた。原電はタンク内にある腐食防止用のゴムに引火したとみて、詳しい原因を調べる。 

(ニュース提供元:時事通信社)