文部科学省に来年度設置される「火山調査研究推進本部」の準備会初会合が19日、東京大や京都大、防災科学技術研究所などの研究者と気象庁、国土地理院などの関係機関が参加して開かれた。火山観測機器の整備や人材育成、火山活動の評価などに取り組む方針が話し合われた。
 気象庁の火山噴火予知連絡会と活動内容が重複する恐れがあり、今後、役割分担の在り方を議論する。同連絡会会長の清水洋九州大名誉教授が準備会の座長となった。 
〔写真説明〕「火山調査研究推進本部」の準備会初会合で話す座長の清水洋九州大名誉教授(右)=19日午後、文部科学省

(ニュース提供元:時事通信社)