【ロンドン時事】北欧フィンランドとバルト3国のエストニアを海底で結ぶ天然ガスパイプラインで8日、破損によるガス漏れが確認され、稼働を停止した。フィンランド政府は10日、破壊工作の可能性があるとの見方を示した。通信ケーブルも破損しており、両国は原因究明に向け調査している。
 ガス漏れがあったのは、全長77キロのガスパイプライン「バルチックコネクター」。圧力が急激に低下し、パイプラインに損傷が見つかった。復旧には数カ月かかる見通し。 

(ニュース提供元:時事通信社)