茨城県は26日、笠間市の養鶏場で致死率の高い高病原性鳥インフルエンザの疑いのある事例が発生したと発表した。遺伝子検査で陽性が確認されれば、飼育する採卵鶏約7万2000羽を殺処分する。鳥インフルエンザは、25日に佐賀県鹿島市の養鶏場で今季初の感染が確認されている。
 茨城県によると、26日午前に県北家畜保健衛生所に養鶏場から「450羽ほど死んでいる」と通報があり、13羽を簡易検査したところ11羽で陽性が判明した。遺伝子検査の結果は27日朝に判明する見通し。 

(ニュース提供元:時事通信社)