北陸電力は5日、能登半島地震で被害を受けた志賀原発2号機の変圧器から漏れた絶縁油の量について、当初公表していた約3500リットルではなく、約1万9800リットルだったと発表した。降雨などで混じった水を含め、約2万4600リットルを回収したという。
 北陸電によると、当初の公表量は、漏えい箇所より高い場所に設置されていたタンクの全量が漏れたとして算定していた。しかし、回収作業の途中で漏出量が多いことに気付き、調べ直したところ、変圧器本体などからも漏れていたことが判明したという。 

(ニュース提供元:時事通信社)