【ロンドン時事】英政府は11日、2050年までに国内の原子力発電容量を4倍に拡大する計画を発表した。電気料金の削減や雇用創出といった経済効果に加え、エネルギー安全保障の強化にもつながるとしている。
 原子力による発電容量を現行の4倍に当たる2400万キロワットに増やし、国内電力需要の4分の1を賄う計画。イングランド南西部で建設中のヒンクリーポイントC原発(320万キロワット)などに匹敵する国内最大規模の原発新設も検討する。 

(ニュース提供元:時事通信社)