【ソウル時事】北朝鮮国防省は19日、核魚雷の一種とされる核無人水中攻撃艇「ヘイル(津波)―5―23」の重要試験を日本海で実施したと発表した。日米韓3カ国の海上共同訓練への対抗措置としている。北朝鮮は昨年3月と同4月にもヘイルを実験しており、戦力化に向け改良を続けているとみられる。
 朝鮮中央通信が伝えた。ヘイルは、水中での核爆発で人工的に巨大な津波を起こし、艦船や港を破壊する兵器とされる。重要試験の詳細は明らかにされていないが、ヘイルを開発中の国防科学院水中兵器システム研究所が行ったという。 
〔写真説明〕北朝鮮国旗(EPA時事、資料写真)

(ニュース提供元:時事通信社)