31日午後3時10分ごろ、愛知県武豊町竜宮にあるJERAの「武豊火力発電所」で、ボイラー施設が爆発し、出火した。同社や消防によると、けが人はいない。同発電所は約20分後に運転を停止した。県警半田署などが出火原因を調べている。
 同社や消防によると、ボイラー施設は18階建てで、13階部分から出火。燃料となる木質バイオマスのペレットを一時貯蔵していたバンカーが爆発し、地上から約20メートルの高さにあるベルトコンベヤーにも延焼した。黒煙が上がり、消防車など14台が出動して、火は約5時間後に消し止められた。
 同発電所では2022年8月と同9月、今年1月にもコンベヤーなどで発火が起きていたという。 
〔写真説明〕煙が上がる武豊火力発電所の建屋=31日午後、愛知県武豊町

(ニュース提供元:時事通信社)