【ソウル時事】米韓両軍は28日、朝鮮半島有事を想定した大規模な定例合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を3月4〜14日に実施すると発表した。野外機動訓練を拡大し、期間中に48回行う。北朝鮮が反発し、ミサイル発射などで対抗する可能性がある。
 韓国の尹錫悦政権は「力による平和」を掲げ、対北朝鮮の抑止力強化に取り組む。演習では、高度化する北朝鮮の核・ミサイルの脅威やロシアによるウクライナ侵攻といった安全保障環境の変化を踏まえた訓練を行う。国連軍構成国も加わる。 

(ニュース提供元:時事通信社)