【ワシントン時事】ハリス米副大統領は4日、ホワイトハウスでイスラエル戦時内閣の一員であるガンツ前国防相と会談した。ハリス氏は、イスラム組織ハマスとの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの人道状況に「深い懸念」を表明。その上で、戦闘休止や人質解放を巡る交渉妥結のためハマスに決断を迫った。ホワイトハウスが発表した。
 ハリス氏はガンツ氏に対し、ガザへの人道支援拡大に向けた米国などとの協力で「追加の措置」を講じるよう求めた。イスラエル軍が検討しているガザ最南部ラファへの本格侵攻についても意見を交わし、避難民保護のための「信頼できる計画」が重要だと強調した。 

(ニュース提供元:時事通信社)