在イスラエル米大使館は11日、大使館員やその家族に対し、商都テルアビブとその周辺やエルサレム、南部ベエルシェバ以外での私的な移動を制限すると発表した。イスラエルによるとみられる在シリア・イラン大使館攻撃などを念頭に、「安全保障環境は引き続き複雑で、政治情勢などにより急速に変化し得る」ためと説明している。
 イスラム教とユダヤ教の聖地があるエルサレム旧市街や、ヨルダン川西岸についても、今後は事前予告なしに移動の規制や禁止を行う可能性があるという。 

(ニュース提供元:時事通信社)