愛媛、高知両県で最大震度6弱を観測した地震を受け、政府の地震調査委員会は18日、臨時会合を開いた。会議後の記者会見で平田直委員長(東京大名誉教授)は「南海トラフ大規模地震の可能性が平常時と比べて高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」と述べた。
 気象庁は、今回の地震がフィリピン海プレート内部で発生した東西方向に引っ張られる力が働いて断層がずれた「正断層型」と分析。南海トラフ地震はプレートの境界で発生すると考えられており、想定震源域内だがメカニズムが異なる。 

(ニュース提供元:時事通信社)