自動車の大量生産に必要な認証「型式指定」を巡りトヨタ自動車などメーカー5社で不正が判明した問題で、国土交通省は4日、愛知県豊田市のトヨタ本社を立ち入り検査する。関係者への聞き取りや書類の調査を行い、不正の事実関係を確認する。残る4社も順次検査を行う。
 国交省やトヨタによると、同社では2014年以降、安全性を確かめる衝突試験で、エアバッグがタイマーで作動するよう車両を加工したり、ボンネットの左側面の試験結果に右側面の結果を転用したりしていたことが判明。不正があった計7車種のうち、現在生産中の「カローラフィールダー」など3車種について、3日から出荷と販売を停止した。
 型式指定を巡っては、ダイハツと豊田自動織機で昨年、相次いで不正が発覚。国交省は今年2月、自動車や装置の型式指定を取得しているメーカー、輸入販売業者計85社に、過去10年間の不正行為の有無を報告するよう指示していた。トヨタを含む17社は調査継続中という。(了)

(ニュース提供元:時事通信社 2024/06/04-05:05)

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