【ロンドン時事】英気象庁は3日、6月の平均気温が15.8度となり、記録が残る1884年以降で最も暑かったと発表した。梅雨の蒸し暑さが続く日本と比べると控えめだが、気象庁は気候変動などにより、記録的な高温になる可能性は高まっていると警告した。
 これまでの記録は、1940年と76年に記録した14.9度。晴天が続いたことや海水温度の上昇が原因で、記録を0.9度更新し、平年を約2.5度上回った。気象庁の専門家はBBC放送に対し、「0.9度の上昇は大したことないように見えるかもしれないが、気候温暖化の中で社会への影響を考えれば大幅だ」と強調した。 

(ニュース提供元:時事通信社)