内閣府は14日、海外経済の動向を分析した報告書「世界経済の潮流」を公表した。中国経済について、新型コロナウイルスの影響緩和に伴い正常化が進む一方、不動産市況の低迷が継続。今後、不動産企業や地方財政の破綻で「景気の下押しが顕在化するリスクがある」と指摘した。過去最高水準で推移する若年層の失業率にも注意を呼び掛けた。 

(ニュース提供元:時事通信社)