【シリコンバレー時事】米新興企業オープンAIは25日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」について、音声による会話と画像認識の機能を追加すると発表した。近く有料版や企業向けサービスの利用者に、スマートフォンアプリ上で提供を始める。利便性の向上で、有料会員のつなぎ留めと拡大を図る。
 米アップルの基本ソフト(OS)「iOS」と米グーグルの「アンドロイド」に対応。個人で利用する場合、機能を向上した「チャットGPTプラス」の契約が必要となる。月額19.99ドル(約3000円)。
 利用者が声で指示すると、チャットGPTが声で回答する。声は5種類用意した。画像認識は、故障した器材の修理手順の確認や、冷蔵庫の中にある食材を使ったレシピを教えてもらうことなどに使える。画像の一部を指定し、質問することも可能という。 

(ニュース提供元:時事通信社)