厚生労働省は6日、全国約5000の定点医療機関から1日までの1週間に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が計4万3705人だったと発表した。医療機関1カ所当たりの平均は8.83人で、4週連続の減少となった。
 都道府県別では、愛知の12.40人が最多で、熊本(11.30人)、茨城(10.73人)と続いた。
 新しい変異株も広がっており、国立感染症研究所は、9日の週にはオミクロン株派生型「XBB」系統から派生した「EG.5.1」が約7割を占めると推計した。XBB系統と比べ、ワクチンなどで獲得した免疫を回避する可能性が高いという。 

(ニュース提供元:時事通信社)