内閣府は10日、気候変動に関する世論調査の結果を発表した。温室効果ガスの排出量と森林などによる吸収量が等しくなり実質ゼロとなる「脱炭素社会」について、「知っていた」「言葉だけは知っていた」と答えた人は計83.7%で、2020年の前回調査より15.3ポイント増えた。
 環境省の担当者は「政府が温室ガスの排出量実質ゼロを目指す目標を掲げた20年以来、多くの企業が『脱炭素』に取り組み始めた影響がある」と分析している。 

(ニュース提供元:時事通信社)