コニカミノルタは4日、2024年度中にグループ全社で正規・非正規従業員を2400人規模で削減すると発表した。生産性向上を通じて収益改善を進める。主力の事務機器市場が縮小しており、事業の選択と集中を加速させる。
 連結の正規従業員数は23年12月末時点で約3万9800人。事業再編に加え、生成AI(人工知能)などを活用し業務効率化を進め、生産性向上につなげる。25年3月期に構造改革費用200億円前後を計上する一方、一連の施策により売上高から販売費・一般管理費などを差し引いた事業貢献利益は26年3月期で約200億円押し上げられる見通しだ。 
〔写真説明〕コニカミノルタの看板

(ニュース提供元:時事通信社)