気象庁は15日、大雨災害の危険が高まる線状降水帯を6~12時間前に予測して発表する情報について、これまでの地方単位から県ごとに細分化すると発表した。住民や自治体などがより的確に防災対応を取れるように、スーパーコンピューターによる予測手法を改善した。
 予測情報は全般(全国)、地方、県単位の3種類ある気象情報の中で示され、28日午前9時から実施する。広い北海道や島しょが点在する東京都、鹿児島県、沖縄県は域内をさらに細かく分けて予測する。 
〔写真説明〕気象庁=東京都港区

(ニュース提供元:時事通信社)