2024/06/11
防災・危機管理ニュース
【ニューデリー時事】インド北部のパキスタンとの係争地カシミール地方で9日、ヒンズー教の巡礼者を乗せたバスが武装集団に襲われ、少なくとも9人が死亡、33人が負傷した。地元メディアが11日までに伝えた。警察や軍はテロ事件とみている。
銃撃を受けたバスは制御を失い、崖下に転落。警察当局者はAFP通信に「武装集団は茂みに潜み発砲した」と語った。
9日は首都ニューデリーでモディ首相をはじめ3期目の新政権を担う閣僚の就任式が行われていた。カシミール地方ではインドからの独立やパキスタンへの帰属を求める過激派組織が治安部隊などを狙ったテロを起こしている。
〔写真説明〕10日、バスが襲撃されたインド北部カシミール地方に展開するインド軍兵士(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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