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スポーツから学ぶガバナンス・コンプライアンス
自らを成り立たせるものを自覚する組織
前回はスポーツ・インテグリティという概念と、なぜそれが必要なのかを説明しました。現代スポーツの実践は多額の公的資金によって支えられていること、公的資金の投入には社会の信頼が欠かせないこと、スポーツ・インテグリティこそが信頼の基盤であることが要点です。今回はスポーツ・インテグリティに関する取り組みを、オリンピックに着目してみていきます。
2022/01/24
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スポーツから学ぶガバナンス・コンプライアンス
社会からの信頼と応援こそが存続の基盤
前回、私たちがスポーツを観て感動できるのは「スポーツ・インテグリティ」と呼ばれるものの存在があることをお伝えしました。そもそも、スポーツ・インテグリティとはどのような概念なのでしょうか。なぜスポーツ庁はこの概念を積極的に実現しようとしているのでしょうか。今回はスポーツ・インテグリティについて紹介します。
2022/01/14
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スポーツから学ぶガバナンス・コンプライアンス
スポーツが社会と組織を変えていく
昨年の東京2020大会は祝賀ムード一色とはほど遠い状況だったとはいえ、アスリートが真摯に競技に向き合う姿勢は開催の当否に関する立場を超えて多くの人を感動させました。その根底には「スポーツ・インテグリティ」と呼ばれるものの存在があります。本連載はこの概念を手がかりに、近時の企業経営・組織運営において重視されるガバナンスやコンプライアンスのあるべき姿を考えます。
2022/01/05