【北京時事】モンゴル東部ドルノド県の自然保護区で今月上旬、大規模な草原火災が発生した。同国で通信事業を展開するKDDIのグループ会社「モビコム」の日本人幹部らが乗った車列が保護区に入り、一部の車両から火が燃え移ったという。
 地元メディアによると、火災は8日に発生し、16日に消し止められたが、保護区を含む計約53万ヘクタールが焼失した。現地には希少な野生動物が生息しているといい、当局が被害状況や影響などの調査を進めている。
 KDDIは、モビコムの日本人幹部らが現地にいたことを認めた上で、通信ネットワークの試験が目的だったと説明。「モビコムの活動に関連して火災が発生し、モンゴルの自然環境に多大な影響を与えたことを極めて重く受け止めている。深くおわび申し上げる」とコメントした。在モンゴル日本大使館も22日、被害回復に向けモンゴル側と協力する意向を表明した。 

(ニュース提供元:時事通信社)