気象庁は5日、強い揺れを観測した石川県では6日夜から7日にかけて大雨となる所があると発表した。地盤が緩み土砂災害が起きる恐れがあり、同庁は同県能登町で大雨警報・注意報の発表基準引き下げを決めた。
 低気圧に伴う前線が北陸地方にかかり、暖かく湿った空気が流れ込むため、石川県能登地方などでは多い所で1時間に30ミリの激しい雨が予想される。6日午後6時までの24時間予想雨量は50ミリの見込み。
 気象庁は同県珠洲市について、昨年6月から大雨警報・注意報の発表基準を引き下げており、今回新たに能登町も引き下げを決めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)