【北京時事】在英中国大使館は22日、英国のスナク首相が「中国を悪質に中傷した」と非難する報道官コメントを発表した。スナク氏が先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)で来日した際、記者団に「中国は世界の安全保障上の最大の挑戦だ」と語ったことに反発した。
 報道官はスナク氏の発言を「(米国の)おうむ返し」と批判。「米国とその少数の追従者が他国の内政に干渉し、対立を引き起こしている。彼らこそ安全保障の最大の破壊者だ」と主張した。 
〔写真説明〕記者会見するスナク英首相=21日、広島市(AFP時事)
〔写真説明〕台湾を訪れ、蔡英文総統(右)から記念品を受け取るトラス前英首相=19日、台北(台湾当局提供)(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)