【ワシントン時事】米政府は21日、ミャンマー国防省と政府系金融機関2社を制裁対象に指定したと発表した。国防省は、2021年のクーデターで国軍が実権を握って以降、米政府から制裁を科されているロシアの団体などから10億ドル(約1400億円)相当の物資を輸入したという。
 対象となった金融機関は、ミャンマー外国貿易銀行とミャンマー投資商業銀行。いずれも外貨両替業務を行っており、軍事政権の資金調達を支援してきた。 

(ニュース提供元:時事通信社)