気象庁は2日、北海道では3日から5日ごろにかけて前線が南下し、日本海側やオホーツク海側北部を中心に断続的に大雨になる所があると発表した。総雨量が平年の8月1カ月分の雨量を超える恐れがあり、土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。
 3日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で100ミリ。その後、4日午後6時までの同雨量は100~150ミリ。
 一方、東北と東・西日本では3日も厳しい暑さが続くとみられ、岩手のほか、関東から九州の大半の都府県に熱中症警戒アラートが出された。東北と東日本は大気の不安定な状態が続き、局地的な激しい雨や突風、落雷、ひょうにも注意が必要という。
 2日に気温が最も高かったのは福井県小浜市の38.5度。京都市は38.3度、鳥取県米子市は38.2度、埼玉県鳩山町と福岡県朝倉市で38.0度を観測した。 

(ニュース提供元:時事通信社)