環境省は6日、現行の「熱中症警戒アラート」よりさらに危険度が高い「熱中症特別警戒情報」の運用指針案を公表した。深刻な健康被害が起きるリスクの高い時に発表するもので、気温や湿度、日差しの強さで熱中症の危険度を示す「暑さ指数」が35度以上になると予想される場合、前日午後2時に都道府県単位で公表する。
 熱中症特別警戒情報は改正気候変動適応法に基づき来春から始める。同省は同日の有識者検討会に指針案を示し、おおむね了承された。現在の熱中症警戒アラートは、暑さ指数33度以上の場合に発令している。 

(ニュース提供元:時事通信社)