アゼルバイジャンが軍事作戦に踏み切り、アルメニア系勢力が事実上降伏した係争地ナゴルノカラバフで、25日に発生した燃料の爆発による死者が26日、68人に増えた。行方不明者は105人に上るという。地元当局がX(旧ツイッター)で発表した。
 20日の停戦後、アルメニア系住民はアゼルバイジャンによる「民族浄化」を懸念し、アルメニア本土への避難民が続出。車で移動するため燃料の調達に集まったところ、爆発が起き、290人が負傷して医療機関に搬送されていた。 

(ニュース提供元:時事通信社)