気象庁は23日午後、熊本県・阿蘇山の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。噴火して中岳第1火口から約1キロ以内に大きな噴石が飛散する可能性があるという。
 火山ガスの放出量が増え、山体が膨張する傾向から、火山活動が高まったと判断された。
 昨年は1月に噴火の可能性が高まったとしてレベル1から2に引き上げられ、3月に1に戻されていた。 

(ニュース提供元:時事通信社)