ロシアの首都モスクワなどで30日夜(日本時間31日未明)、インターネットの大規模な接続障害が発生した。障害があったのは、ドメイン(ネット上の住所)の末尾がロシアを示す「.ru」のサイトなど。配車サービスやネット通販大手各社のアプリも一時使えなくなった。
 現地メディアは、ロシア当局がネット規制の実験を行う中で、障害が起きた可能性があるという専門家の見方を伝えた。極東サハ共和国や中部バシコルトスタン共和国での抗議デモに絡み、当局がSNS利用を制限したこととの関連を指摘する声もある。 

(ニュース提供元:時事通信社)