東日本大震災から13年を迎えた11日、政府の地震調査委員会は「1年当たりの地震発生数は依然として震災前より多い状態が続いている」との評価をまとめた。「現状程度の地震活動は当分の間続く」として引き続き余震への注意を呼び掛けた。
 平田直委員長(東京大名誉教授)は会合後の記者会見で「(震災の起きた)沿岸域では、昨年マグニチュード6の地震が2回起きている」と指摘。「(震災から)20年は地震活動が続くと予想している。しばらくは東北地方は安全だと思ってはいけない」と強調した。 

(ニュース提供元:時事通信社)