21日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台後半に下落した。日銀のマイナス金利解除後も、当面緩和的な金融環境が継続するとの見方から円売り・ドル買いが進み、20日のニューヨーク市場では一時151円80銭台を付けた。その後米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ方針維持が伝わると、円を買い戻す動きが出て下げ幅は縮小した。午前9時現在は150円72~75銭と前営業日比46銭の円安・ドル高。 

(ニュース提供元:時事通信社)