2026/09/30
防災・危機管理ニュース
モーター大手のニデックは30日、不正会計の影響で公表を延期していた2026年3月期連結決算(国際会計基準)について、純損益が5646億円の赤字(前期は846億円の黒字に修正)だったと発表した。同社グループ全体で6320億円超の減損損失を計上したため。監査法人は、同社の連結財務諸表と内部管理体制に対し「意見不表明」とした。
売上高は前期比3.9%増の2兆7087億円、営業損益は5189億円の赤字(前期は1282億円の黒字に修正)だった。損失の主因は家電・商業・産業用製品事業の中国での収益性悪化などによる減損処理で、「将来の回収可能性を検討した」と説明している。一連の不祥事に関する特別調査費用として、305億円の特別損失も計上した。
このほか、過去の決算も訂正。27年3月期の連結業績予想も公表し、純損益が1000億円の黒字に転換すると見込んだ。10月1日に戒田理夫社長らが記者会見する。
監査を行ったPwCジャパンは意見不表明の理由を「十分かつ適切な監査証拠を入手することができなかった」と指摘している。ニデックは9月30日、内部管理体制が機能しているかを示す内部統制報告書も是正措置の未完了を理由に「評価結果不表明」のまま関東財務局に提出した。
〔写真説明〕ニデックの看板
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- ニデック
防災・危機管理ニュースの他の記事
- ニデック、5646億円の赤字=減損損失6320億円超―26年3月期
- SMBCなど、AIでサイバー攻撃対応支援=危険度や対応策を提示
- 見張り員位置など指示せず=東武鉄道が中間報告―4人死亡事故
- 与那国島で震度3
- 東京海上日動、AIで加工画像を検知=火災保険金請求時に
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/29
-
-
-
操作不要の防水板で水害リスクを低減
全国各地で、豪雨災害が頻発している。2026年8月13日には、千葉県内で記録的な大雨が発生し、大きな浸水被害をもたらした。「命を守る行動」が最優先事項ではあるが、建物の浸水被害も防ぎたい。望ましいのは、人も建物も守れる備えだ。防水板や防水扉の設計製造を行う宇根鉄工所(広島県東広島市)では、人手を介さず水の力で起きあがる浮力起伏式防水板を開発している。代表取締役社長の宇根利典さんに、水害リスクに対する備えを聞いた。
2026/09/28
-
-
-
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方