インドネシアのカリマンタン島西部で発生した森林火災で、陸上自衛隊は2日までに、派遣部隊による消火活動を終了した。自衛隊制服組トップの内倉浩昭統合幕僚長は同日の定例記者会見で、「国内の森林火災への対応を通じて培ったノウハウを発揮できた」と語った。
 防衛省によると、消火活動は国際緊急援助活動の一環で、9月16~29日まで行われた。海上自衛隊の輸送艦「くにさき」で陸自のCH47輸送ヘリコプター3機を現地に運び、空中から水の散布を繰り返した。
 自衛隊による国外消火活動は初めてだった。内倉統幕長は「陸海空自衛隊による統合オペレーション、現地関係機関との調整など、多くの知見が得られた」と振り返った。 
〔写真説明〕定例記者会見で、陸上自衛隊のインドネシア派遣終了を報告する内倉浩昭統合幕僚長=2日午後、防衛省

(ニュース提供元:時事通信社)