【ジャカルタ時事】インドネシアの森林などで続く火災で今年1~9月に焼失した面積が、四国の大きさを超える約192万ヘクタールと推計されることが明らかになった。火災は10月に入っても収まらず、被害はさらに拡大しているもようだ。
 推計は、森林破壊を監視する独立系サイト「ヌサンタラ・アトラス」がまとめた。AFP通信によると、創設者のデービッド・ガボー氏は、火災による煙霧で衛星画像の解析が難しく、実際にはより大きな面積が焼失した可能性が高いと説明した。
 林業省の報道担当者はAFPに対し、ヌサンタラ・アトラスの推計を確認することはできないと述べた。同省は1~7月に20万2000ヘクタール余りが焼失したと明らかにして以降、新たな数値を公表していない。
 インドネシアでは、例年乾期に野焼きなどが原因の森林火災が発生する。ラジャ林業相は17日に中カリマンタン州で消火活動を視察した際、「99%は人為的なものだ」と指摘した。 
〔写真説明〕森林火災の消火に当たる消防士=16日、インドネシア・南カリマンタン州(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)