【北京時事】ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカで構成する新興5カ国(BRICS)外相会合が1日、南アのケープタウンで行われ、加盟国の拡大について協議した。米欧への対抗軸として新興国の枠組みを重視する中国などは拡大に前のめりで、8月のBRICS首脳会議で引き続き議論される見通しだ。
 外相会合は2日間の日程で、新規加盟を視野にアフリカ諸国など15カ国の外相を招待。中国メディアによると、イラン、サウジアラビア、アルジェリア、アルゼンチンなど19カ国が加盟を望んでいる。 

(ニュース提供元:時事通信社)