【北京時事】猛暑が続く中国北部で22日、記録的な高温が相次いで観測された。中国メディアによると、北京市北部で41.8度となり、同地域の観測史上最高を更新。天津でも41度を超えた。
 中央気象台は警報を発令し、屋外での活動を控えるよう呼び掛けている。ただ、22日の中国は「端午節」連休の初日に当たり、各地で日傘やペットボトルを手に観光する人々の姿が目立った。熱中症のリスク増大も懸念されている。
 北京市の男性は「北京で生まれ育ったが、6月でこの暑さは異常だ」と話した。気象専門家は、北京やその周辺地域で今後数日間、熱波が続くと予想している。 

(ニュース提供元:時事通信社)