日本列島は25日、ほぼ全国的に太平洋高気圧に覆われて晴れ、厳しい暑さが続いた。気象庁によると、群馬県伊勢崎市で39.5度、栃木県佐野市で39.1度、埼玉県鳩山町で39.0度を観測。午後6時までに30度以上の真夏日になった所は今夏最多の778地点で、全国観測点の85%を占めた。このうち猛暑日の所は167地点だった。
 北海道でも帯広市で35.5度など、猛暑日になる所があった。この日、全国で最後に梅雨明けが発表された九州北部では、福岡県太宰府市で35.9度となった。
 同庁は北日本(北海道と東北)では31日まで、東・西日本では8月1日ごろまで高温状態が続き、猛暑日になる所があるとして、熱中症を防ぎ、健康管理に注意するよう呼び掛けた。沖縄地方では28~30日に33度以上になる所があるという。
 26日の熱中症警戒アラートは東海から九州南部までの多くの県と奄美地方に発表された。
 25日の主要都市の最高気温は、仙台33.9度、東京都心(千代田区)36.6度、名古屋36.7度、大阪34.8度、福岡34.5度だった。 

(ニュース提供元:時事通信社)