気象庁は28日、フィリピンの東方海上で、午前3時に熱帯低気圧が台風6号に変わったと発表した。今後発達しながら北上し、31日から8月1日にかけて強い勢力で沖縄・奄美地方を通過した後、中国大陸へ向かうと予想される。沖縄・奄美に接近した際は暴風や高波、大雨に警戒が必要になるとみられる。
 6号は28日午前9時、フィリピン東方海上を時速15キロで西北西へ進んだ。中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。半径440キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
 一方、大型で強い台風5号は28日午前、台湾と中国大陸の間の海峡を進んで大陸沿岸付近に達した。上陸後、熱帯低気圧に変わる見込み。 

(ニュース提供元:時事通信社)