【ニューデリー時事】パキスタン北西部のアフガニスタン国境に近いカイバル・パクトゥンクワ州カールで30日、与党連合に連なる政党が開いた集会の会場で爆発があり、少なくとも39人が死亡、数十人が負傷した。AFP通信が伝えた。
 地元報道によるとテロとみられ、当局が容疑者や関与した組織の特定を急いでいる。秋までに行われる見通しの総選挙を前に、急進派政党「イスラム聖職者協会(JUI)」の支持者400人以上が集まっていた。演説中に爆発が起き、同党の地元指導者も巻き込まれて死亡したという。 

(ニュース提供元:時事通信社)